みゅうぎ屋手帳

老舗の携帯ホームページ(HP)サービスのフォレストページ(旧)が今年の8月下旬で終了すると知り、いよいよ閉じる時が来たんだなと。
公式(プラスじゃなく従来の方)のTOPページにお知らせと特設ページが掲載されているので使ってる・通ってる人はぜひ。

スマホ向けのフォレスト+が出来て5年ぐらい経ち、従来のフォレストはレイアウトが古いまま実質放置になってたからいずれ閉じそうな雰囲気は漂わせてたが
本当に閉じるとなればまた多くのHPや作品が消える事を寂しく思う。
夢小説はずっとココでやってた人も多そうなだけに。(黒歴史が消えて安心してる人もそれなりに居るか…?)

魔法のiらんど等の携帯HPや学生向けのネットコミュニティが盛んだった頃に生まれて22年も続いたと思えば感慨深い。
サービス開始の2002年はネット黎明期が過ぎてキャリア携帯とADSLが急速に普及してた段階だっけ。

自分の場合は携帯を買う前にMacでHPを作りFTPソフトから更新する環境を作ったせいで
フォレストも+も利用歴はあるが携帯向けのHPサービスをメインで使う機会は無かった。
(当時の携帯HPやSNSの前身とも言えるリアルタイム投稿サービスは学生向けの印象が強かったのもあり)

iらんどはガラケー時代の携帯がau(一時期PHS)で使えず、気づけばスマホ時代で方針が大きく変わっていた。

閲覧者目線では特定のジャンルにハマった頃は二次創作で利用してる人が多かったのでよく見てたわ。
今はなきRanks!が携帯用のリンク集と化してソコから好みの作品を漁ってたな。

その後ハマるジャンルが変わるごとにブログ、Pixiv、Twitter…と活動人口多いサービスが変わっていった。
最後にハマったジャンルに至ってはTwitter以外で活動してた人ほとんど居なかったからなぁ。
Pixivもそこメインじゃなくまとめ倉庫として使われてたし。


携帯HPは多くがデザインとコンテンツのテンプレートが揃っていて作るのは楽なんだけど、
PC用やブログなど違う形式のサービスへ作品移動させたい時が不便。
フォレスト公式からもプラスへ移行する際はコピペしてくれって言うけど、
長編小説と夢小説がメインの人は作業かなり大変じゃないかと。

老舗の携帯向けHPサービスで今も残ってるのってナノ・エムペ・リゼの携帯向けサービス陣じゃないか?
特にエムペは旧フォレスト並にガラケーデザインのまま時が止まってて
たまに覘くにはノスタルジーを感じて良いけど今から利用するには辛いモノがある。

ナノと同グループのサービスでレスポンシブ対応出来ていない物は先の覚悟を決めておいた方が良さげ。
エムブロとか忍者ブログとかブログブームの頃は結構人気のサービスだったのになぁ…時が止まって久しいんだぜ。

ちな現行のフォレスト+は調べれば表示フォント(webフォントというやつ)を変えられたり造りは良いと思う。
それなりに手を加えればすごい手軽にオサレサイトが出来上がる。更に年齢制限作品も置ける。
鍵付きで運営するにはいちいち全部のコンテンツにパス設けなきゃいけない面倒さはあるが。

#インターネット老人会
#平成レトロ