アドビの規約問題から公式の半額セールという流れでAffinityシリーズを購入する人が増えてるみたいで。 仕事用途だとアドビから乗り換えるには不便な点も多々あるけど 個人の趣味や作業で使う分にはAffinityのアプリは十分な機能を持ってるんだよな。 自分はPhoto2を買ったので他アプリでも使えるWeb向けエクスポート設定などの話を。 Web用の写真編集は既にAffinityメインへ切り替えていてサイトへ上げる為の主な書き出し指定は以下。 JPGの圧縮率はAffinityだと100→95%へ下げるだけでも半分ぐらいまでサイズが減るから 圧縮率は85・90・95%が劣化を抑えて圧縮させるのに程良いサイズになるかも。 リサンプル(圧縮方式)は初期が「バイリニア」で、通常はこのままで問題ないが この形式で書き出した画像に違和感を感じる場合は「バイキュービック」へ切り替えると少し滑らかに圧縮できる。 「ニアレストレイバー」は25・50・200・400%…と、決まった等倍で圧縮or拡大する時のみ効果を発揮出来る。 エクスポートよりも大きめに拡大してから好きなサイズで縮小したい作業で役立つ圧縮形式。 「Lanczos(ランチョス)3」は動画向きで解らなければスルーしてOK。 これも静止画だとニアレストレイバーと使い道が似るかも? ICCプロファイルは特に必要だという理由が無ければ空欄で良いが、 指定するなら汎用性の高い「sRGB IEC(以下数字)」が無難。 「プログレッシブJPG」はアナログ回線(固定電話~ADSL時代)でネット接続していた頃に流行ったモノで 遅い回線でも読み込みやすいよう上から徐々に見えるようにしていく画像形式。 ただ最近では閲覧出来ないブラウザがあったり印刷に使えなかったりするからネット環境が良くなった現代では使わなくても良い。 「メタデータ(EXIF情報とも呼ばれる)」については、写したカメラ・スマホ等や使用アプリの情報を残す為のデータなので 一眼カメラで撮って情報公開する立場で無ければ極力残さない事を推奨。画像サイズも気持ち軽くなる。 デフォルトでチェックボックスONになってる事が多く起動の度に確認が必要。 上の指定で書き出した画像が以下。小学生の頃貰った暑中見舞いのポストカード。 Affinityアプリは現状どれも縦書きに対応していないので フォントにこだわりが無ければ縦表示で崩れにくい回転フォントを使うのも手。 上の写真は「おおばこMゴシック(Velt)」使用。配布先は「スタジオスズメ」まで。 JPGに次いで利用率が高いPNG画像でエクスポートする時は、 一番上の何も無い「PNG(一部のソフトでPNG-24と呼ばれる)」を指定するのが一般的かな。 JPGと違いアイコンや素材で作る機会の多い背景透過画像も綺麗にエクスポート出来る。 「PNG-8」は静止画としては化石なGIF形式とほぼ同じ扱いで、背景が透明な画像はフチがジャミジャミになる為ドット絵向き。 滑らかな部分が全く無い・ドットを強調した線画ならこの形式が一番軽いサイズで書き出せる。 「PNG-HDR」は実質非圧縮で書き出せるが表示にバグがあるようで、 Affinity上では普通に表示出来るのに他では色がくすんだりして現状は非推奨。 WEBPは基本JPGとほぼ同じ指定で良い。 ロスレスは非圧縮なので選べばサイズが大きいまま固定され綺麗な画像を保てる。 ただWEBPはJPGよりサイズ縮めたい時に使う事が多いからロスレス使う場面は限られるかも。 #Affinity 日記・雑文 2024/06/16(Sun)
仕事用途だとアドビから乗り換えるには不便な点も多々あるけど
個人の趣味や作業で使う分にはAffinityのアプリは十分な機能を持ってるんだよな。
自分はPhoto2を買ったので他アプリでも使えるWeb向けエクスポート設定などの話を。
Web用の写真編集は既にAffinityメインへ切り替えていてサイトへ上げる為の主な書き出し指定は以下。
JPGの圧縮率はAffinityだと100→95%へ下げるだけでも半分ぐらいまでサイズが減るから
圧縮率は85・90・95%が劣化を抑えて圧縮させるのに程良いサイズになるかも。
リサンプル(圧縮方式)は初期が「バイリニア」で、通常はこのままで問題ないが
この形式で書き出した画像に違和感を感じる場合は「バイキュービック」へ切り替えると少し滑らかに圧縮できる。
「ニアレストレイバー」は25・50・200・400%…と、決まった等倍で圧縮or拡大する時のみ効果を発揮出来る。
エクスポートよりも大きめに拡大してから好きなサイズで縮小したい作業で役立つ圧縮形式。
「Lanczos(ランチョス)3」は動画向きで解らなければスルーしてOK。
これも静止画だとニアレストレイバーと使い道が似るかも?
ICCプロファイルは特に必要だという理由が無ければ空欄で良いが、
指定するなら汎用性の高い「sRGB IEC(以下数字)」が無難。
「プログレッシブJPG」はアナログ回線(固定電話~ADSL時代)でネット接続していた頃に流行ったモノで
遅い回線でも読み込みやすいよう上から徐々に見えるようにしていく画像形式。
ただ最近では閲覧出来ないブラウザがあったり印刷に使えなかったりするからネット環境が良くなった現代では使わなくても良い。
「メタデータ(EXIF情報とも呼ばれる)」については、写したカメラ・スマホ等や使用アプリの情報を残す為のデータなので
一眼カメラで撮って情報公開する立場で無ければ極力残さない事を推奨。画像サイズも気持ち軽くなる。
デフォルトでチェックボックスONになってる事が多く起動の度に確認が必要。
上の指定で書き出した画像が以下。小学生の頃貰った暑中見舞いのポストカード。
Affinityアプリは現状どれも縦書きに対応していないので
フォントにこだわりが無ければ縦表示で崩れにくい回転フォントを使うのも手。
上の写真は「おおばこMゴシック(Velt)」使用。配布先は「スタジオスズメ」まで。
JPGに次いで利用率が高いPNG画像でエクスポートする時は、
一番上の何も無い「PNG(一部のソフトでPNG-24と呼ばれる)」を指定するのが一般的かな。
JPGと違いアイコンや素材で作る機会の多い背景透過画像も綺麗にエクスポート出来る。
「PNG-8」は静止画としては化石なGIF形式とほぼ同じ扱いで、背景が透明な画像はフチがジャミジャミになる為ドット絵向き。
滑らかな部分が全く無い・ドットを強調した線画ならこの形式が一番軽いサイズで書き出せる。
「PNG-HDR」は実質非圧縮で書き出せるが表示にバグがあるようで、
Affinity上では普通に表示出来るのに他では色がくすんだりして現状は非推奨。
WEBPは基本JPGとほぼ同じ指定で良い。
ロスレスは非圧縮なので選べばサイズが大きいまま固定され綺麗な画像を保てる。
ただWEBPはJPGよりサイズ縮めたい時に使う事が多いからロスレス使う場面は限られるかも。
#Affinity